カメラを近づけるだけで写真を高速転送することができるSDカード
デジカメの写真をiPhoneに転送してみました

専用アプリをインストールし、受信用アダプターを接続したPCやスマートフォンなどの機器に、SD-TJA016Gを挿入したカメラを近づけるだけで写真を高速転送することができます。
東芝 SD-TJA016G TransferJet搭載 SDHCメモリーカード 16GB東芝 SD-TJA016G TransferJet搭載 SDHCメモリーカード 16GB
今回は、ソニーRX100で撮影した写真を、iPhoneに転送してみました。 手順は、

①iPhoneに、iPhone/iPad用のTransferJet受信機を接続。

②専用アプリを立ち上げます。

東芝 SD-TJA016G TransferJet搭載 SDHCメモリーカード 16GB
③カメラの電源を入れて近づけ、アプリの『連絡先・画像・動画の受信』をタップするだけで転送が開始されました。

FlashAirとの違いは?

東芝 SD-TJA016G TransferJet搭載 SDHCメモリーカード 16GB  東芝 FlashAir SD-WE016G SDHCカード Class10 16GB 無線LAN搭載  
無線で写真を転送できるSDカードとして、同じ東芝のFlashAirとどう違うのでしょうか。 RX100で撮影した2000万画素の写真を30枚を、TransferJet SD-TJA016GとFlashAir SD-WE016Gからそれぞれ、iPhoneに転送して比較しました。

結論から言うと、ハイスペックデジカメの画像など、大容量のデータを加工やバックアップを目的にPCやスマートフォンへ転送する機会の多い方にはTransferJetがおすすめ。

TransferJet  
画像を仲間内でシェアする場合など、スマートフォンやPCから画像を見ながら選択して転送したい方にはFlashAirがおすすめです。

FlashAir  
それぞれの利点と欠点を簡単にまとめましたので、ご参考いただき、お客様に合ったSDカードをお選びください。

TransferJet SD-TJA016G の利点と欠点

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TransferJet SD-TJA016G の利点

○→転送速度が速い
RX100で撮影した2000万画素の写真30枚を転送してみたところ、約78秒の差が出ました。
TransferJet SD-TJA016G→43.8秒
FlashAir SD-WE016G→121.1秒

○→接続が簡単
スマホに受信機を接続し、専用アプリを起動するだけ。
SDカード側と、カメラロール側の差分データが全て転送されます。

TransferJet SD-TJA016G の欠点

×→別売りの受信用アダプターが必要
WiFiで転送するFlashAirと違い、専用のアダプターを別途購入する必要があります。
初期投資は必要になりますが、その後、簡単接続、高速転送の恩恵に預かれることを思えば、
決して高いものではありません

×→選択画像転送にはカメラ側でのDPOF設定が必要
接続した際のデータ転送は差分の一括転送となります。
指定した画像のみを転送したい場合や転送済みの画像を複数回送りたい場合には、
カメラ側でDPOF設定(プリント指定)を行う必要があります

FlashAir SD-WE016G利点と欠点

東芝 FlashAir SD-WE016G SDHCカード Class10 16GB 無線LAN搭載  東芝 FlashAir SD-WE016G SDHCカード Class10 16GB 無線LAN搭載  

FlashAir SD-WE016G利点

○→アダプター不要>
スマートフォンやPCとWiFiで接続するので、別売りのアダプター等を購入する必要がありません

○→画像を選んでの転送が容易
専用アプリでSDカード内に収録されている画像の一覧が可能。
スマートフォン側で画像を選択して転送することができます。

FlashAir SD-WE016G欠点

×→接続にはWiFi設定が必要
スマートフォン等に接続する場合、WiFiの接続先にFlashAirを指定する必要があります。
別のWiFiに接続している場合は、設定を変更する必要があります。

×→TransferJetにくらべ、転送速度が遅い
先述のとおり、30枚の写真を転送した際に約78秒の差がでました



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